2010年03月30日

中井氏の「女性問題報道」 賛否含め侃々諤々の中身(J-CASTニュース)

 中井洽国家公安委員長の「女性スキャンダル」報道に対し、治安を守る立場上危機管理が欠落しているとし、責任を取り辞任すべきだとの声が噴出している。一方、法的に問題がないのなら、「他人の恋路に口を出すべきでない」と擁護する人もいて、侃々諤々の大騒ぎになっている。

■「自分を律し、倫理観を一番求められるポジション」

 今回の問題は「週刊新潮」が報じたもので、中井委員長は2010年3月14日に東京・赤坂の路上でキスを交わしているとも見える写真も撮られている。治安トップにもかかわらず、SPを付けていなかった点や、議員宿舎のカードキーを女性に貸していることに対して批判が寄せられている。これに対し中井委員長は「妻とは12年前に死別していて自分は独身。問題もないし、法律に触れることは何もしていない」と反論。女性との付き合いは6年になり、一週間に一度部屋の掃除をしてもらっていた、と明かした。

 この報道をきっかけに、野党からの責任追及が活発化し、辞任要求の声まで上がった。例えば、自民党の小泉進次郎衆院議員は、国家機密を扱う立場にあるのに危機管理の意識が足りない、とし、

  「宿舎に部外者が入っていることが事実であれば、機密をみてしまう可能性がある」

と非難。3月26日放送のテレビ朝日系「スーパーモーニング」では、ジャーナリストの大谷昭宏さんが、

  「立場上、危機管理は一般の人とは違うものを持っていなければならない。即刻更迭すべきだ」

と怒りを露わにした。同じ番組に出演した木場弘子千葉大特命教授も、

  「委員長は法律に触れることはしていないと言うが、自分を律し、倫理観を一番求められるポジションだ。内閣は緩んでいると言う印象だ」

と切り捨てた。

 しかし、「騒ぎすぎだ」という声もある。日本テレビ系「スッキリ!! 」に出演したテリー伊藤さんは今回の問題について感想を求められると、

  「6年も前から付き合っている女性だからいいんじゃないですか?路上でキスしているからって、麻薬売買しているワケじゃないし、普通じゃないですか?」

とそっけない返事。これに対し、八代英輝弁護士が「こうしたスキャンダルは恥ずかしいことであり、海外からも嘲笑される。しかも国会開催中のことであり危機意識が足りないのは明白だ」と反論すると、

  「自分は愛人がいないからと言って、羨ましがる必要ないじゃない」

と作家・漫画家のさかもと未明さんに切り返された。

■みずほ銀行の斎藤スキャンダルとは事情が違う

 楽天証券経済研究所の山崎元さんは、中井委員長の一連の行為は「許してもいいんじゃないですか」という立場だ。

 女性スキャンダルで思い出すのが08年7月に写真週刊誌「フライデー」が掲載したみずほコーポレート銀行の斎藤宏元頭取。斉藤氏には妻がいて不倫。また、相手の女性は斎藤氏が社外監査役を務めるテレビ東京の記者。この場合、不倫であることはもちろん悪だが、相手が記者だから、マスコミ1社だけに企業情報が漏れるという問題も出てくる。

 中井委員長の「路チュー」写真掲載は「かっこ悪いこと。見つかったアンタがアホ。ガードを固めるべきだった」。しかし、相手の女性が他国のスパイなど、危険人物でないならば、委員長は独身だし今回の答弁も「おっしゃるとおり」だという。

 「新潮」に掲載された写真は、ハゲたオヤジが神妙な顔をして目をつぶり、若い女性とキスをしているように見える。嬉しくてはしゃいでいるようで「かわいいじゃないか」と思ったそうだ。

 もっとも中井委員長本人は「人生で、路上で女性とキスしたことは一回もない」といい、写真はキスと見えるような角度で意図的に撮られたもの、と主張しているそうだ。


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2010年03月27日

「ガンブラー」、サーバーは独仏など5か国(読売新聞)

 大手企業などの公式サイトに新型コンピューターウイルス「ガンブラー」が埋め込まれた問題で、閲覧者が誘導され、ウイルスに感染させられる不正サイトのサーバーが、フランスやドイツなど欧州5か国に置かれていたことが警視庁の調べでわかった。

 同庁は23日、5か国の捜査当局に対し、サーバーの契約者情報の提供など捜査協力を要請した。

 ガンブラーは、ウェブサイトを改ざんして、感染を広げるウイルス。

 サイトに接続した後に不正サイトに誘導し、ウイルスを埋め込むが、画面上には最初にアクセスしたサイトの画面が表示され続けるため、閲覧者が気付かないまま感染するのが特徴だ。

 昨春頃から世界各地で出回り、日本国内でも昨秋以降、大手企業や自治体の公式サイトでガンブラーによる改ざんが確認されている。

 同庁の発表によると、公式サイトが改ざんされたとして被害を届け出るなどした国内13の企業や団体について、同庁が通信履歴などを解析した結果、誘導先の不正サイトはフランス、オランダ、ドイツ、イギリス、ルクセンブルクの計31サーバーにあったことが判明したという。

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